【マレーシア】北朝鮮レストランで美女のもてなしを受けた思い出。
北朝鮮の国営レストランの一つがマレーシアにあるので、マレーシア滞在中に行ってまいりました。
撮影:友人。
マレーシア、クアラルンプールの繁華街から徒歩10分ほどのところにあります。
店内は一切撮影禁止
店に入るとチョゴリ姿の美女たちが「アンニョンハセヨ」と挨拶して迎えてくれる。
中には、綺麗にセットされた丸テーブルが8つあり、店の一番奥にはステージがあります。
どうやらショーをしてくれるらしい。わくわく。
バーカウンターもあり、常連らしきおっちゃん二人がお姉さんたち3人をはべらせ飲んでました。
最初、パシャパシャ写真を撮ってたんですが、「写真は禁止 ですので」と店員さんに怖い顔で注意される。少し怖くなり、その後は大人しくしてました。
平壌冷麺は絶品
さて。
席に着くと突き出し?みたいな感じでキムチやらナムルやらが出てきます。このキムチが程よい酸味と塩気と辛さで、非常に美味しい。
そして、オーダーした料理が登場。今回頂いたのは、北朝鮮式冷麺と、ジャージャー麺と大根餃子。
ジャージャー麺は正直微妙。ふにふにのうどんにレトルトカレーがのっかってる感じ。
餃子は普通に美味。
びっくりしたのは、冷麺。本当に美味しい。北朝鮮式冷麺は麺が黒いのですが、これは蕎麦粉が練りこんであるから。
あっさりしてるけれど、旨味たっぷりの出汁のおかげで非常に満足感あり。
さあ、北朝鮮美女のショーが始まるよ
食事を始めてしばらくするとショーが始まりました。
先ほど料理を運んでくれたお姉さんたちが今度はパフォーマーとしてショーをしてくれます。
ショーのプログラムはこちら。
1. 歌ー朝鮮風ポップソングを、キーボード1人とボーカル3人で。
2. 扇子の舞ー美人姉妹の2人が舞う。
3. 歌ー日本語曲の「恋人よ」を日本語で熱唱。
4. 歌ー中国語曲「老鼠愛大米」を中国語で熱唱。
5. バンドーギター3人、キーボード1人、ドラム1人。
衣装はチマチョゴリだったり、ドレスだったり。
日本語曲と中国語曲が演目に入ってるってことは、それだけ普段から日本人客、中国人客が多いということか?
ちなみに私のお気に入りの女の子は、たれパンダちゃん。(勝手に呼んでるだけ。アイメイク濃いから。)でも彼女、非常にギターが上手、歌もうまい。
どうせやったら、一緒にセッションすりゃ良かったかな。
バーカウンターに座ってたおじさん二人のうち一人は、あるパフォーマーと演目中ずっとアイコンタクトしてはりました。女の子もずっと頷きながらパフォーマンスしてたけども、あれは一体何やったんや。
将軍様に選ばれて
彼女たちは一体どこから来たのか。
少し調べてみたところ、どうやら彼女たちは「喜び組」らしい。
美貌と才能があるゆえに脱北できた組、ということか。何にせよ、将軍様に選ばれし美女軍団、ということに変わりはない。
最初は「北朝鮮レストラン」、という物珍しさに浮かれていたけれど、こういう事情を知ると、手放しで楽しめないというか、少し切なくなるというか。
ただ、総じてお料理もショーも素晴らしかったです。
もう一度行きたいな。興味ある人いれば一緒に行きましょう。